基礎の塗装は必要?|外壁塗装|株式会社K’s

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今回は、外壁塗装をする際に基礎部分は塗装をした方がいいの?

また、塗装するなら外壁と同じ材料でいいのか?

いろんな疑問点があるとおもいます。

基礎部分の塗装は業者さんによっても意見が分かれる所になるので

メリット・デメリットを挙げながら施工するときの

注意点や費用感なども紹介していきたいと思います。

 

“基礎の種類”

■ベタ基礎

ベタ基礎は最もオーソドックスなタイプです。

まず、鉄筋を組んでからコンクリートを流す事で強度が高まります。

防湿シートを使うため、床に湿気が伝わりずらいという特徴があり

白アリの発生を防ぐという効果もあります。

布基礎などに比べるとコストはかさみますが耐震性が高く安全性に優れている基礎です。

 

■布基礎

布基礎は、立ち上がりと呼ばれ部分のみが鉄筋コンクリートになっているものです。

ベタ基礎よりも使用するコンクリートが少ないのでコスト面には優れています。

しかし、防湿シートを使わないため湿気が伝わりやすいという

デメリットが大きく現在は主流ではありません。

 

■独立基礎

独立基礎は、住宅にあまり使われることのない基礎です。

建物の柱一本につき一つの基礎が独立している作りで

地中に梁を用いる事で柱を支え強度を出しています。

 

“基礎の塗装は必要ないという意見”

・綺麗になるのは表面だけで、基礎自体の劣化は防げない

・基礎の通気性が悪くなってしまう

・塗装したとしてもすぐ劣化する

 

基礎は基本的に断面から見ると

コンクリート⇒鉄筋⇒コンクリート⇒化粧モルタルになっています。

私たちが目にしているのは化粧モルタルになり

表面の化粧モルタルになり

表面の化粧モルタルを塗装してしまうと内部のコンクリートに水がまわったり等

初期トラブルを見落としてしまい

 

早めの対応が取れない可能性があります。

基礎にもっとも求められるのは建物の安全を担保することです。

いくら外観が綺麗だからといって

いつのまにか内部がボロボロになっていては本末転倒です。

基礎が位置する地表近くでは、雨の跳ね返りや地中の湿気をふんだんにうけて

塗装部分がすぐに汚れたり剥がれたりしてしまう可能性が高く

コストパフォーマンスが悪くなります。

また、基礎部分に塗装を行うと、塗膜により通気性が低下してしまうという懸念があります。

 

“基礎の塗装をするべきという意見”

・美観がよくなる

・防水性があり、基礎の劣化を防げる

 

基礎の塗装は必要ないという意見の中で最大の不安要素は

基礎自体の劣化を防げないという点だと思われます。

しかし、塗装すれば防水性が上がるってことは矛盾しているんじゃないかと思いますよね。

確かに基礎の塗装は、表面だけに施すものなので基礎自体の劣化を防げません。

重要なのは施工の順番を間違えないという事です。

基礎自体の補強をした後なら塗装をしてもよい場合がほとんどで

ひび割れなどを見逃し、表面だけを塗装すると

内部の劣化を防げず、劣化の進行状態が見えなくなってしまいます。

 

基礎自体の劣化さえ補修していれば、塗装によって防水性が上がり

表面の保護ができるので基礎自体の劣化も防げます。

ただし、基礎の塗装は汚れや、すぐに剝がれやすいことに変わりありません。

また、立地条件や地域の気候などにも注意する必要があるため

まずは専門業者に判断を仰ぐのが良いでしょう。

 

“基礎部分に使用する塗料”

・関西ペイント→アレスキソハバキガード

・エスケー化研→ベースプロテクト

・日本ペイント→水性シリコン浸透ガード

その他にも種類がありますので施工業者さん最適な塗料を提案してもらって下さいね(^^)/

 

相談・点検・見積り無料でさせて頂いておりますのでお気軽にお問い合わせください♪

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